Kevin's B-6

東大に0.1点差で落ちて悩んだ挙句後期から仮面浪人していた。何年か後にコイツこんな事思ってたのかwwwという楽しみのために書いている。

今更五月祭に行ってきました。

      私立大学生とは到底思えないダサいファッションと暗い顔で毎日大学に通っています、ケビンです。今回は割と暗い内容になりそうなので今の生活がハッピハッピハッピー!(まいんちゃん)って感じの人は読まない方がいいかもしれません。

 

さて、5月19日土曜日に東京大学の五月祭という学園祭にお邪魔させていただきました。

このお祭りの存在は一応知ってはいたのですが、僕は東大の名前以外に特に興味がなかったため現役、浪人の時は行ってませんでした。

 

何故今更生傷を抉りに行ったのかと言いますと、自分は今後どうしたいのかということの判断材料の1つに出来ればなと思ったためです。というのも正直、今の大学に入学する前は、一浪で失敗してしまったので大人しく受かった大学で楽しい大学生活を謳歌できればいいなぁと思っていたんですが…残念ながら今のところあまり馴染めておりません。語学の席が近い人や最初の時期に喋った人とたまーに喋るくらいの関係性が続いており、1対1だと普通に話せる人は何人かいますが、その話し相手は皆クラスの仲良し集団の1つに属しているので、そっちのグループの方に行ってしまう事が多く、結果的にほとんどソロプレイみたいな状態が続いています。

新歓期以降は、ほとんどの全ての授業、昼休みを一人で過ごしており、語学のグループワークであぶれる事に戦々恐々とする日々を送っております。浪人時代、唯一の楽しみとも言えた昼ご飯も、今は45分しかなく、学食は混んでいて入れないのですが、外に食べに行くと時間がかかりすぎて三限の授業に間に合わない可能性があるし、弁当に作ってもらうのも今まで迷惑かけてきた親にまた迷惑をかけるのは申し訳ない…という状況で、毎日同じようなコンビニノおにぎりを20分くらいでかきこんでいます。ある意味浪人時代より辛いです。

 

駿台にいた時は日中は一言も言葉を発さないこともざらでしたが、ある意味その状態でもある程度やって行けるし、辛くて当たり前の環境だと思っていたので慣れることが出来れば楽でした。また、後期は一緒に帰ろうと誘ってくれた高校の友達がいました。しかし大学では授業の性質上、話し合いましょうみたいな形態を取る授業も多く、言葉を発さないとやっていけないし、情報が命なので友達がいれば分担できる情報を全て1人で網羅しようとするのは相当アンテナを自分で常に張り巡らせておかないと無理なのでかなり疲れます。疲れた状態で家に帰ると家でくらいは少しは休みたいと思うので、結局課題を始める時間が遅くなり、夜更かしすることになります。夜更かしすると翌日の疲労感が凄いので、翌日はさらに休みたくなり…というように毎日どんどん疲労感が溜まっていってしまう悪循環に陥っているわけです。QOLを上げようとジムの会員になって泳いでみたりもしましたが、背泳ぎ中に、部活時代に癖になっていた肩の亜脱臼が再発し、めちゃくちゃ痛い思いをしました。あれ、久しぶりにやるとめちゃくちゃ痛いんですけど、外れた直後のやってしまった感が凄いんですよね…また、何より楽しいはずの大学生活なのにこんなに辛い思いをしているというギャップが1番キツいのかもしれません。中高の同期達が大学で作った彼女の写真をアップしているという話を聞いてひと目拝みたいと思ったから、というかなり気持ち悪い理由で始めたInstagramも旅行や合宿で楽しんでいる様子ばかりがアップされていて、最近はそれを見る度に翌日僕は遺体で発見されています。

 

まぁそんなこんなでこの生活を4年間送ることには耐えられないと思った僕は何とかこの生活を変えたいと思うようになりました。方法は大まかに分けて2つでしょう。

 

①大学で打ち込めるものを見つける

②仮面浪人して他大学へ行く

 

言わずもがな、①が見つかればベストですが、1年間以上受験生という身分に身を据えて、いつもどこかしらで受験の事が頭の片隅から離れなかった僕は何をしてて心の底から楽しいと思っていたのか正直よく思い出せませんし、中途半端な結果に落ち着いたので新たな趣味を見つけようとする晴れ晴れとした気持ちにもなれません。仮面浪人を、大学が楽しすぎてやめる人もいる、という話を聞いていたので多少は期待していたのですが、やっぱり楽しい事は自分からは降ってきませんでした。まぁこれは僕がまだお子様だからなのだと思うんですけどね。

 

また、かと言って②も相当厳しい選択肢です。仮面浪人なんてそもそも大学の想定から外れた行為ですし、友達の手も借りないで単位を取りつつ受験勉強も進めるなんて相当要領が良くないと無理でしょう。自分がそんなに要領のいい人間か?と聞かれるとおおきなクエスションマークが付きます。また、そんな状態で成績を上げるのはほとんど不可能に近いので、学力的にも不安は残ります。(今年の問題は個人的にはそこそこ相性は良かった気がしたので)

仮面浪人の是非を決める際の1番の判断材料とされている事が、自分の将来の為にその大学でしか出来ないことがあるのかどうかということです。ですが将来の事は大学でじっくり考えようと思っていた僕にそんな逆算ができる訳はないのです。ここ2ヶ月間、早く決断しないと手遅れになる…と思いつつどっちつかずの日々を送っています。受験期は目標が一つだったのである意味あとは勉強するだけの状況が出来ていましたが、宙ぶらりんの状態がこんなに辛いとは…

何より現状を変えたいという受動的な理由で東大に変えたところで結局東大でも✞栄光ある孤立✞になってしまう可能性は大いにあるしそのような理由では受験すべきではないと思うんですよね。かなり思い悩んでまずは計画だけでも立てて見ようかと思って夜の公園のベンチでZ会に電話したりもしたのですが、今のままの気持ちだと失敗する可能性が非常に高いと言われてしまいました。まぁその通りですって感じです。

f:id:kevin0029:20190519144450j:image←暗い。

 

というわけで、東京大学に行きたい能動的な理由を見つけに行こうという目的で今更五月祭に行ったわけです。

たまたま誘ってくれた高校の友達と一緒に行きました。流石、天下の東京大学、初日から大盛りでした。

f:id:kevin0029:20190519144831j:image←合否発表以来来たのは二回目

 

高校の友達で東大生になった友達と久しぶり会ったりして楽しく過ごしたのですが、とにかく開催している側の東大生の皆さんが楽しそうで、笑顔も素敵で、一生懸命で。テストの点はそんなに変わらなかったはずなのに今の自分とはとてつもなくかけ離れている気がして、なんとなくこんな未来もありえたんじゃないか…みたいな事を思って。自分の人生のifストーリーを見ているような感じがして切なかったです。また、最近、浪人経験者のブログを読むのが半分趣味になりつつあったのでこんな本も買わせて頂きました。現在読み進め中ですが、結局皆さん見事合格されているので、僕には失敗して大学で頑張っている人の話の方が合っているのかもしれません。

f:id:kevin0029:20190519145147j:image

↑二浪以上の人しか入れない多浪同好会が出版

 

結局初めてしっかりキャンパスを見てみてもあまり東大に行きたい理由は見つかりませんでした。今このような気持ちなのは休日で比較的メンタルが楽だからなのか、それともそういう訳では無いのかは分かりません。出費は1600円くらいになりました。落として頂いた大学に1600円をわざわざ落として行くという、かなり徳の高い行為をしたので来世にはかなり期待できそうです。

 

冗談はさておき、毎日電車に揺られながら早く決めないと…と焦りつつ考える事にもう疲れてしまいました。ほんとうに疲れた。何故1年間結構頑張ったのにまだこのような思いをしなければならないのか。よく、辛さ度合いでマウントを取ってそんな程度で悩んでるんじゃねぇ!という人がいますが、他の人が僕よりもっと辛い思いをしているのかもしれないということは認めますけど、やっぱり辛いものは辛いんです。最近改めて、切り替えられない性格が存分に発揮されているなと思います。

 

今回はこんな感じで終わります。かなり後味悪くなって申し訳ありません。こんな記事を最後まで読んでくださった優しい皆さんは是非TOHOシネマズで映画でも見ながら美味しくて甘いポップコーンなどで口直しすると良いでしょう。