Kevin's B-6

東大に0.1点差で落ちて悩んだ挙句後期から仮面浪人していた。何年か後にコイツこんな事思ってたのかwwwという楽しみのために書いている。

2020年センター試験の自己採点と感想

こんにちは。仮面始めてから何となく気が引けて大学ではだれでもトイレにしか入れないケビンです。まぁ嘘ですけど。「だれでも」っていい響きですよね。welcome!って感じで。

 

【前置き1】

これを読んでる人がどういう人間なのか分かりかねますが、とりあえず受験生の方はセンター試験お疲れ様でした。いやほんとに。僕はセンター試験が半分トラウマだったので、失敗した方の気持ちは特によく分かります。あの独特の緊張感もそうですが、失敗した時のガッカリ感は凄いですよね、ホントに。今でも去年数学爆死して行きはバスだった所を徒歩で放心しながら帰った事をよく覚えてます。

 

昨日も帰りのバスの中で前に居た男の子がTwitterのキーワード検索で「数列」と打ち込んではスクロールし、打ち込んではスクロールしを繰り返しててこっちが泣きたくなりました。切なすぎて。

 

 

が、(これは去年のセンター後に自分自身に語りかけていたことでもありますが)いくら嘆いても結果は変わりません。嘆いてるだけ時間の無駄です。なぜならどれだけ嘆いても1点も加点されないからです。泣いて褒められるのは赤ちゃんだけです。それならば将来の自分のために、愚痴愚痴言いながらでもいいので早めに戦略を練り直し、自分を信じて2次対策に集中しましょう。1A60点で総計750点となったセンターから盛り返して0.1点差まで行った僕は経験上そう思います。なので今しんどくて動けない方も何とかもう一度動き出してみてはいかがでしょうか。まぁもう諦めた。というのならば別ですが。

 

大学生の方はこれから始まる期末試験を頑張りましょう。かく言う僕もセンター前日と次の日である今日にテストがあって、今非常に眠いです。考古学と英語が合体したみたいな授業だったのでセンター前日に鎖骨はclavicleだったよなぁ…とかやってました。

 

【前置き2】

最近の楽しみは毎日7話ずつ読んでいる土竜の唄と1話ずつ読んでいるケンガンアシュラです。最近流行りの、ロリコンアニメを見ていたから人はロリコンになって犯罪を犯してしまうんだという意見が正しいと仮定すると、僕の戦闘力は日々向上しており背中には刺青が滲み出てきているということになります。やったぜ。

 

 

自分で書いといてなんですが、まぁこの論理(僕の結論)はおかしいんですよね。そもそもロリコンアニメとはロリがキャッキャウフフしてるアニメであって、それを見る事で視聴者はロリを好きになる、というのが最初の意見の構造ですが、これに沿うとすると、ヤクザ漫画と格闘漫画を読んでる僕はヤクザになるわけでも格闘家みたいな体になる訳でもなく、ヤクザと格闘技を好きになるという話にならないとおかしいです。

上であげた僕の主張は、Aが登場する作品を見たからAを好きになったという意見を、Aが登場する作品を見たからAになったという意見にすり替えてしまっている訳です。

僕の主張を正しいとするにはロリコンアニメを見ているオッサン達がロリになるという現象が起きないといけない訳ですがそんな優しい世界線があるわけ……いやあったわ。

 

かつてオッサンだった人が幼女になってキャッキャウフフするアニメが日本には存在します。

 

あらすじはこんな感じ(大嘘)なので気になる方は幼女戦記で検索してみてはいかがでしょうか。

 

 

なんか途中で完全に話が予期せぬ方向に脱線してしまいましたが、結局言いたかったのはセンター国語の評論ってこういう論理のすり替えみたいなのがよく選択肢に混ざってますよねって事です。枝葉の部分は正解の選択肢より良く見えても、結局は核となる部分を捉えてないとダメって事ですね。これを意識してないと意外といい感じに見える枝葉の部分に引っ張られちゃったり、なんか違うけど具体的に何が違うのかと聞かれるといまいち説明しづらいという事態になってしまいます。センター試験ってどの教科でも、何よりもまず1番の核となる部分を抑えてる選択肢を選ぶという意識が大事だなと思いました。これが無いと2択で迷うと、どうしても些細なところに引っ張られてそっちが正解の根拠を自分で作り出してしまう気がします。

 

あと国語といえば2018年追試の小説って読んだことある人いますかね?あれ読んでて結構しんどかったんですが。理想に届かなかった者同士が1箇所に固められた時の独特のぬるま湯感、割と身に覚えがあって、辞めてくれカカシ。その技は俺に効くって感じでした。まぁ主人公の場合は自分の能力不足と言うよりも家庭環境のせいなので僕よりも全然可哀想な訳ですが。なんというか漂う落ち武者感がひたすらにしんどいですよね。視野が狭まってしまってるといえばそれまでなんですが。

 

 

【本題】

指が疲れたので自己採点発表です。

ちなみに()内はマイナスされた部分の点です。

 

【自己採点】

英語:180(−2/−7/−5/無し/−6/無し)

リス:46(−2/無し/無し/−2)

国語:177(無し/−23/無し/無し)

世界史:97(−3/無し/無し)

地理:92(無し/−3/−3/無し/−2/無し)

数学1A:86(無し/−3/−7/−4)

数学2B:96(−2/無し/無し/−2)

物理基礎:50(無し)

化学基礎:50(無し)

合計 :828点(リスニング抜いた900点満点中)

 

はい。以上です。正直2日目、手応えに関わらずめちゃくちゃ疲れた。久々に動けねぇ…って感じでした。それに時間を意識して常に急ぎながら問題を解いてたのでなんか試験が終わってからもずっとなんかソワソワしててじっと出来ないみたいな感じでしばらく居ました。

過去問は、英語3年分、国語4年分、数ⅠAとⅡBが16年分ずつ、地理が7年分、世界史は0年、物理基礎と化学基礎は4年分ずつやりました。

世界史はやってる時間なかったので前日の空き時間に高速で東方問題から現代までザーッと読みました。吟遊詩人って騎士道物語とかを題材にしてたと思ったので恋愛って書いてあるのが引っかかってその選択肢を切っちゃったんですけど、ニーベルンゲンの歌とかよくよく考えると悲恋物語だったと聞いたことがあるような気がするので早計だったなぁと思いました。何が恋愛だよカスと思いながら切ったので完全に私情が入ってた気がします。

英語はまさか長文で間違えるとは思いませんでした…文自体は普通に読めてたと思うけど物語の最後の問題どっちの選択肢も微妙で間違えてしまいました。2次試験やばいなぁマヂで。

リスニングは受けないと申告するのが面倒くさくて流れで受けてしまいました。使わないのに……

国語は古文を結構復習し、評論も初めて自分からちゃんと演習したので、点取れてたのは良かったんですが、物語で23点失うって何?確率収束しすぎ。。。

地理は数学の次に時間を掛けてた科目だったので点取れて良かった…演習してる時に追試とかやってボコボコされてたので正直ヒヤヒヤでした。

理科基礎は年の功って感じですかね。まぁ結構色んな問題解いてきたので平常心で解けました。

数学は一応及第点ですかね。総合9割は行ってるので。去年のことがあって特に時間をかけた科目だったのでまずまずの結果に終わって良かったです。結構緊張してしまって、ⅠAの最初でちょっと詰まってしまったのでやばいと思いましたが何とか雪崩はせずに済みました。ただ最初の方に時間とられ、最後に解いた確率問題で四角に答えが当てはまる事を祈ることに集中し過ぎたために、当てはまったことに満足して本当に正しいのか確認しなかったのは失敗でした。御念仏唱えるのに必死になりすぎて最初の条件1つ忘れててやらかしてしまいました。

ⅡBはこれまた最初でちょっと詰まったんですがなんとか解消し、ベクトルの最後の2問だけ答えは書いたけど多分違うみたいな状態で終わりました。作問者の優しさなのか、最後の2問は1点ずつで非常に救われました。帰り道に飛び交う会話を聞いていた限りだと数列が難しかったようですね。センター試験って下手に展開してしまうと計算がとても大変になる事が多いので、括弧を保ちながら計算していったことがスムーズに解けた要因だったかなぁと思います。

両方ともあんだけやったので本音を言うと満点取りたかったですが、25カ年を3週とかしてる精神と時の部屋の住人も居るらしいのでそういうのを聞くとまぁぼちぼちだったかなと思います。

 

後、点とは関係ないので書き忘れてましたが多分隣の子にカンニングされてました。最初は単に問題用紙を見てるだけかと思ったんですが、なんかあまりにも視線を感じるので、地理解いてる時に1回鎌掛けてみました。まず、僕が問題をマークする度に、隣の子がちょっと遅れてマークしていたのが何回も続いていたので、これはさすがに怪しいと思って一旦その時解いてた問題を解き終えてマークし、次のページに行きました。で、その子がまたちょっと遅れてマークし、次のページに行ったのを見て、あえて1回さっきのページに戻ってわざわざ消しゴムで消すふり、マークし直す振りをしました。そこで終われば僕の勘違い〜で済んだんですが、何故か不自然な事にその子も前のページに戻ったんですよね。え?みたいな感じで。これを見てもう明らかにこっちが戻ったの見て混乱してるじゃん…と思ったんですが1番最悪なのは見られる事よりも、気にし過ぎてこっちのペースが乱れることなので結局何も言わずに終えました。これだけだとまだ僕が自意識過剰野郎の可能性も無くはないんですが、違う試験の途中で試験官がその子に対してわざわざ紙を見せて何か注意をしていたのでやっぱりそうだったんだなと思いました。

今年のセンター試験会場では同じ教室に年配の方もチラホラ居て謎の中忍試験感があったのでカンニング自体はまぁバレなきゃいいんじゃねと個人的には思ってたんですが、よほど手慣れたワルじゃない限り、ルール違反してる事について多少なりとも罪悪感を抱いたり、いつも以上に周りを気にしてしまったりするものだと思います。そういう意識の積み重ねって自分がピンチの場面程凄い重圧となってのしかかってくるものだと思うので、それを考慮するとあまり得策ではないかなという気がしました。自分を欺くのは結構大変ですし、時間もかかるので。何の話だコレ。

 

 

【終わりに】

以上最後のセンター試験の自己採点でした。今年思ったことは予備校の予想問題よりも過去問解くべきだったなぁということです。なぜなら割と似た視点から問題が作られてる事が多いからです。地理だったらしれっと円グラフの数値が一つの選択肢だけ桁が違ったりとか。一人あたりGDPが高いのは大体は人口が少ない国である。とか。去年は予備校のプリント見ながらここセンターで出そうだなぁ…とか考えながら勉強してて、それが正しいと思っていましたが、やっぱりその想像には限界があるので、解けなくても先に見てしまって、解きながら学んで行く方が圧倒的に効率がいいと思いました。自分では「ここ出そうだな。」という思考が「センターを意識した勉強」だと思っていましたがそれは悪い言い方をすれば単なるオナニーで、んほぉぉ〜出ちゃいそう〜と思っていたのに等しい訳です。過去問を解きながら学習するなんて誰でも知ってる事のはずですが、自分はそんな浪人してるにも関わらずそんなこともやってなかった呑気野郎だったという反省を改めてしました。

 

模試の自己最高が829点で、今回828点なのでなんでこう毎回微妙に残念なのかなぁ…という感じはしますがひとまず去年の大きな借りのうちの1つは返せたんじゃないかという気がします。

でも英語のアクセント問題で何故かアクセント自体は正しく打ってるのに選ぶ記号を間違えてる物がひとつあって2点失ったのでそういう抜けが、最高点ギリギリ越えられなかったり、ギリギリで落ちる原因なのかなぁという気もします。2次までにできる限り直せるようにしたいですね。

 

まぁ色々書きましたけど、今回は苦手だった科目の数学とか地理とか理科基礎がかなり改善されて得点源になってたので全体としては勉強の成果が出てて良かったかなぁと思います。

後三回受けた中で一番緊張したのでやっぱりメンタルに左右されるところが多いと思いました。メンタルを強くする、もしくはメンタルの弱さを自覚して事前に色んな角度から失敗しておいて想像しうる限りの失敗に対する対策を打っておくことが大事だなと思いました。まぁめちゃくちゃ難しいことですけど。

 

センターは良くも悪くもメンタルに来ますが、所詮は前哨戦に過ぎず、この点をとった所で単に平等なスタートラインに立ったというだけなので2次試験対策を頑張ろうと思います。でも1月終わりまでは期末なんですけどね…普通にヤバい。

特に去年文Ⅰの最低点が文IIより低くなって、今年はその反動でまた最低点が10点くらい上がりそうな気がするので、実質後5点くらい去年に加えて点を上げる必要があると思います。

去年より点が取れる自信全く無いですし、国語がまた良いという確証は全くないので、なるべく英数を安定させられるように演習していきたいと思います。

 

まぁ差し当たり一番ヤバイのは明後日の線形代数なんですが。

 

 

結局一つ一つ集中して行くしかないですね。去年の僕がキチンと成仏してる事を祈って箱庭みたいなセンター会場の写真でお別れとします。では。

 

 

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