Kevin's B-6

東大に0.1点差で落ちて悩んだ挙句後期から仮面浪人していた。何年か後にコイツこんな事思ってたのかwwwという楽しみのために書いている。

最初に押すのは誰か。

ごきげんよう。英語プレゼン評価の音量欄が尽く5段階中3のケビンです。もっと前見ろよタコ!ってコメントが書かれてたので前見てるアピールをするために顔を上げて目線を送ってたけどお前は常にiPadになんか書き込んでたんじゃ、ボケ。と思いましたが多分蚊の鳴くような声だったんでしょう。すみませんでした。

最近寒いですね。冬は女子が3割マシで可愛くなるみたいな話をよく耳にしますがそれは冬着がお洒落だったり吐く息の白さに趣を感じたりするためなのか、マフラーで顔が半分隠れることで顔全体が見えてる時よりもマシに見えるという女生主みたいな理屈なのかはよく分かりません。まぁ今息をし続けてる理由もよく分からないので今更ですね。

 

 

1.成人式的なやつの話

実は中高同期の成人式な奴にセンター6日前くらいに行ってました。二浪と成人式はよく天秤にかけられる話でもありますよね。(二浪自体が絶滅危惧種なので全然「よく」では無いという話は受け付けておりません。)

何か大事な事をするかしないかの話になった時に、これは一生に一度の事だから。という理論を使う人がいますけど、僕みたいなちょっといじけた人間は、いや今この瞬間も少なくとも今世においては二度とないやんと思っちゃうのでこの理論は自分自身への正当化にはあまり向いてないなと思いました。まぁ勿論、その日そのものが記念というよりもそれの為に大勢の人間が集まるという機会が滅多にないので貴重だ、という意味なのは分かった上でですが。結局行かない理由をでっち上げる方が面倒なことになりそうだったので行きました。久々に会う人間も多かったのでどのくらい変化してる物なのかな〜というのを見たかったというのもあります。

結果としては変わってた奴もいたしあんまり変わってないのもいたなぁというありきたりな感想です。でも会場に着いた時は皆スーツ着て全体的にかなり社会人っぽく見えたので内心ちょっとブルってました。後、酒飲みが増えてましたね。チャイニーズマフィアみたいな格好で瓶から直で酒飲んでる奴とかいてこういう感じになりましたか。。。と若干引いたし、同じ部活だったやつの中にも会場に着いた時点で既に出来上がってるみたいな奴がいてふえぇ〜って感じでした。まぁ色んな人間と再会して思い出話に花を咲かせました。共通の思い出があると現在について大して語らずに済むので楽でいいですね。現状について特に語ることが無い状況から捻り出すのは疲れるのでありがたかったです。

僕に対して言われる事は大体①全然変わらねぇなぁ笑 ②ちょっと太ってて草 ③0.1点差、ウェイ! の3パターンくらいだったので適当にテンプレデッキを構築しておけばOKという感じでした。正直2年ぶりに会う人間とかも結構いて微妙に緊張してたんですが特に距離感は変わってませんでした。変わらないと言われ続けた僕ですが、こっちから見ると結構皆大人びた感じの見た目になってて変わったというか垢抜けたなって感じでした。なんというか所謂大学生って感じですかね?それを見てあぁ今は違う場所で生きてるんだなぁと何となく実感しました。色んな経験を積んできたんだなぁって感じでした。隣の芝生は青いのかもしれない。僕はこの1年で黄色の枯れ草手前になっちゃった気がしますが。

そんな感じで全体的にそこそこ楽しみましたが、正直ノリにはちょっと付いて行けませんでした。なんかじゃんけん大会的なやつとか。テンションが以前にも増して上がらなくなっており、ちょっとこれはガチでまずいなと思ったけど今はどうしようもないですね。

一学年が丸っと集められたので200人近くの人間が一つの会場に居ました。そうなると、なかなか1箇所に留まっていても同じ人間と話してるだけです。会ったら親しく話す人間でもそこに自分がいるという事を認識してもらわないと話しようがない訳です。つまり、懐かしい人間に会うには会場をぐるぐる歩かないといけない訳ですね。なんかこの感じ、大学に凄い似てるなぁとおもいました。親しかった人間ですら会いにいかないと話さないのに況や他人をや。って事です。

強制参加イベントが無くなったことで改めて受け身で楽に過ごせる時代は終わったんだなぁと思い、これをどうにかする事が自分の当面の課題だと改めて思いました。

中高同期がやっぱり最高なんだわ!!とインスタで咆哮する皆さんを見ながらお前ら大学楽しみ!とか言って卒業したがってたじゃんとちょっぴり思ったことは伏せておきます。一方大学行きたくねぇと言ってた僕はホントに行けなかったのでお笑い草ですね。

 

何事でもそうですが、自分から発信しないと自分の事は人には分からないし興味も持たれません。超当たり前ですけど。小学校とか中学低学年とかの頃は特に意識せず周りに人が寄ってきたので受け身な状態に浸かりすぎてしまい、今こんな感じになってますが、多分その頃も溢れんばかりの魅力があったという訳では全然なくて、無意識に人に働きかけていたんだと思います。歪んでなかったのでそういう自分から行くのを変に意識してなかったからですかね。

ポイントはこっちから行かないと何も起きないということです。増してや過剰に謙遜して常に平然を装ってるようなタイプの人間は特に。

例えば、某ぼっち系主人公も冒頭から砕け散れ。とかいう呼び出し必至の文言を提出物に書いています。僕だったら怒られる方がだるいのでそんなのは書きませんが、主人公はある意味その文言を加えることによって提出物を受け取る先生に働きかけているわけです。事実、そこから物語も動き出しています。

また、僕よりGPAやテストの点が低い人間が周りから称えられてるのは単純にその人は成績を公表していて、僕は公表してないからな訳です。公表していないのは褒められると褒められたことについて、お礼や謙遜、相手へのフォローなどの何らかのアクションをしなくちゃいけなくなる事がだるいという感情に基づいての行動なのですが、これは照れくさいとかいうよりも、こっちが気を使うくらいなら賞賛してくれなくていいが、そっちがどうしても褒めたくてわざわざこっちに寄ってくるなら称賛されてやってもいいよ。という非常に傲慢な根っこがある気がします。我ながら面倒くさすぎぃ。

ちょっと話がそれましたが、結局人間関係も作用反作用みたいなもので、自分から何かしら働きかけるか、少なくとも何かを頑張ってたりする姿を見せないと相手がやって来るということはないという事です。自分から誰かに働きかけ続ける訳でもなく、自分に対する情報もカッコつけてほぼアピールせずにここ数年間生きてきたのでそれではダメで当たり前だなという風に思った。そんな感じの話でした。トマス・アクィナスはスコラ哲学で神の存在を理論的に説明するためにアリストテレス哲学の「何かが動くには最初に誰かが押す必要がある」という考えを用いてその最初に押した存在が神だ。としたらしいですが、人間関係においては自分が最初に押す側にならないと行けないのかもしれません。

 

 

2.この間の話

つい数日前、仲良かった中高同期何人かでご飯を食べに行きました。GPAの話になって自分のを言ったら驚嘆されるよりも早く逆に生活面の方を心配されたり、トイレに行ったら今年東大行ったやつに数学中トイレ行かなければ同じクラスだったかもしれないのに。と微妙な顔で言われて、それお前の台詞ちゃうだろと思ってこっちも微妙な顔になったりしてました。長年一緒に過ごしてきた人間だったので久々に楽しむことが出来ました。

食事の途中で、仮面してんの?と1人に聞かれ、成人式の時にも同じ部活だった奴に同じ質問をされたのでそんなに俺負のオーラ出てんの?って逆に聞きかえしたら、夏の実戦で冊子掲載された時に同期の弟が同じ模試を受けてたらしく、その同期がたまたま僕の名前が載ってるのを発見して広めた、という事態が起きてるのを知らされました。流石に2年離れてるしいいでしょと思ったのが甘かった…いや、大学の全授業行ってるから…(震え声)と誤魔化しておきましたが失敗したなぁと思いました。

 

 

というわけで?アピールしないと人には分からんという話をしてたのに全然アピールしてない所で認知されていたというよく分からないオチになりましたがたまには受験と関連の無い話も良いのではないかと思い、書きました。期末もそろそろ終わるので二次試験やれるだけやろうとも思います。何でもはできないよ、やれる事だけ。という感じ。結局自分の人生なので何を言ったところで自分でやるしかないんですよね。自分の行動をあたかも他人みたいな感じでメタ的にふわふわ見て遊んでてもしょうがない。

ここまでクソつまらない文を読んでくれた暇な方々、(もし居るのならば)ありがとうございました。多分2次試験までの更新はこれで最後だと思うので俺たちの戦いはこれからだ!という感じですが精々打ち切りにならないように頑張ります。聖杯の出てきそうな空でお別れとします。では。

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