Kevin's B-6

東大に0.1点差で落ちて悩んだ挙句後期から仮面浪人していた。何年か後にコイツこんな事思ってたのかwwwという楽しみのために書いている。

終劇(2020年東大入試感想)

       雨は好きだ…付いた花粉を洗い流してくれるから…

こんちは。最近すっぱいものが体に染みる男ケビンです。ここ数年の苦々しい日々のせいでしょうか。唐揚げとかそれにかけるレモン汁が本体まである。流石にないか。

国立前期が終わってしばらく経ちましたが受験生の方本当にお疲れ様でした。後期まである方はラストスパート。頑張ってください。

 

 

 

 

2月26日を持って私の長い受験生活は終了しました。受かってても落ちても終了です。解答速報は一部しか見てないし再現答案とかも書いてないんで結果は正直全然分かりませんが特にやることも無いので非常に曖昧な感触とやらだけ残しておこうかと思います。

 

 

(道中)

今年は電車内で特に何も考えてなかった気がする。古文単語を詰め込んでてそんな余裕がなかっただけかもしれない。コロナにビビって手摺を触らないようにしてたので体幹レーニングしてる人みたいになった。日吉よりはやっぱり近いなと思った。関係ないが駒場東大前に着いて門の前に並んでいたら大学の図書館でよく見た人が居た。

 

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何故かよく分からないが何回も見ている光景。多くの人間にとってありふれた光景に過ぎないが特定の人間に見せると大ダメージになるらしい。

 

去年とは違う教室だった。端の席ではなかったのでトイレに行きづらかったが去年の反省を活かしてなるべく行った。

 

 

 

 

 

(1日目)

国語:全体的に出来ているはずだが2,3,4番を心を込めて書きすぎて1番で時間が足りなくなってしまった。特に最後の問題で字がくそ汚くなってしまったので読んでくれない恐れがある。時間は意識していたが自分の完璧主義を捨てられなかった結果という感じ。時間が迫ると意識自体は落ち着いていても手が言うこと聞かなくなって震えてしまいクソみたいな字になるという体験は初めてした。人間って不合理。

4番は難易度的にはどうだったのかよく分からない。

「作品」を書く時に筆者が気楽でいれる理由は、作者がその作品を構成する語(確か本文では発語の種みたいな表現だった気がする)を生む際に日本語使用者全体が共有する根源性的なもの(日本人のアイデンティティとも言えるかもしれない)からインスピレーションを得て、自身を一種の媒介者とする事でそれを表現しているので、読者と共有しているその根源性のおかげで作者はある程度読者にその作品の理解を委ねられるという理屈だと思った。

逆に作者が「文章」を書くのに気が進まないと言っていたのは、まずその文章というのが本文のような随筆チックな、作者本人の私事についての文章だというのが分かりずらかったが、それを踏まえて「作品」との違いを考えると、作者の私事で作られた文章は日本人が持つ根源性に拠って出来たものでは無いので(つまり読者と作者が共有するものが無いので)読者に内容を理解させるためにはきちんと論理的に話を進めないといけない必要があり大変だから。ということかなと思った。

内容理解はこんな感じの事を書いたが枠に入れるのに結構苦労して文字が小さくなってしまった。採点官が老眼でない事を祈る。

 

 

数学:試験中は大問1の「境界線は含まない」という文言も見落とさず、5分くらいで回答の目処が付き無事完答したと思って今年の俺は一味、いや二味は違うぜと思ってたら試験後に間違ってるのを発見した。アホしね。

条件2について、必要条件で絞る方針はあっていたが何故か(0、1)ではなく(1、1)で絞ってた。多分境界線は含まないというのに引っ張られすぎたんだと思う。他の問題もあまり手応えがない感じ。多分去年と同じくらいになると思われる。。。

今年は過去問25カ年分しっかりやったしどれも結構できてたんがまたダメだった…これは流石に少し堪えた。まぁ去年似たような経験をしてるのでなんとか気持ちだけは保った。1番が完答できてるのと出来てないのでは大分気持ちの持ちようが変わる。取るべき問題だった。萎えというか悔しいの方が正しい表現かもしれない。しかし全てひっくるめて実力なので仕方がないと思う。

 

 

 

(2日目)

地理:何か知らんが全体的に難しかった。解答速報を見てないので一切点が読めないがきっと半分ちょいは来てると信じている。採点官がご機嫌だといいな。

 

世界史:全体的にできたはず。去年はニュージーの問題が出たが今年はオーストラリアだった。大問1は中国による朝貢貿易体制が公行廃止による自由貿易、総理事務衙門の設置による対等貿易で揺らぎ主権国家体制へ飲み込まれるという流れで書きました。まぁなんでもいい。良い点がくれば。大問3は多分1ミス。よりによって人口論の作者は?という問に対してマルサスではなく一緒に覚えていたリカードと書きそこから何故かベンサムと書いた。ベンサムは最大多数の最大幸福でお馴染みだが多分幸福に無意識に惹かれたのではないかと思われる。仮にも経済学部なのにこの問いを間違えてしまったがまぁ経済史的なのは一切やってないので許して下さい。

 

 

英語:記号だけ解答速報を見た。まぁぼちぼちって感じだったが去年満点だった穴埋め問題で単語を読み間違えてて雪崩を起こしてしまったのは痛かった。

文法、穴埋め、和訳、長文は25カ年やったが文法と穴埋めはどっちも中途半端な結果になってしまった。去年のようにどっちか捨てるべきだったのか…リスニングは去年酷かったのもありますが今年はまぁギリ人並みの点だったので良かった。キムタツbasicのシャドーイングを結構やりこんだので聞こえる感が増してて嬉しかったが、本試のBの問題はそれでもあまり聞き取れなかった。

 

 

(試験後)

無駄に何回も受けてるだけあって待たされる事だけは分かっていたので去年の春だかに買ったイニシエーションラブを読んで待っていた。確か90ページぐらいまで読んだ。ラブシーンの描写がなかなかえっつぃだった。

 

 

 

 

 

以上そんな感じでふわふわな感想でした。まぁ希望的観測込みで五分五分ってとこですかね。

 

試験終わって2.3日は合否が気になってソワソワしてましたが今はそうでもないです。気にしたところでどうにもならないので。

慶應の成績発表も何故か3月10日らしく、これは13時かららしいですが焦らしプレイは嫌いじゃないのであえて先に成績発表の方を見てから合否を見たいと思います。見るのにビビってるだけでしょって?正解!w

 

 

まぁ落ちても受かってもそうですが特に落ちた場合は今年の同じ道を辿らないように受験関連のものはしばらくシャットダウンしようかなと思います。良くも悪くも人の気持ちは結構チョロいので念のため。

 

まぁ結果にかかわらず受験は終わったので今後は今までやってなかった事を色々試していきたいです。

最近自分の今の性格の器の限界を感じる事が多いです。なので少しずついじっていこうと思います。なんというか後の先とか言って調子こいて自分から一切動こうとしないまま人生が後退してきたのでまずはここを叩きたい。なんでこうなったのかを色々考えたんですが、多分自分がある程度上手い領域に達している事しかやってこなかったからだと思います。

失敗しないようにするあまり身動きが取れなくなっていたきらいがあるので失敗して当たり前の分野、つまりやった事ない分野を試していこうという結論になりました。大変だけど多分上達もしっかり感じられるので人生多少は楽しくなるんじゃないですかね。(ホグライダーに固執してイライラするよりも枯渇を試してみたら最初は負けまくったけど徐々に勝てるようになってきて楽しくなってくるみたいな。)

実際この間卓球を少しだけ教えて貰いに行ったらなかなか楽しかったです。

なんか夏くらいにボツにした下書きで成長を実感することは生活の充実度を上げるひとつの大きな方法じゃないかみたいな事を書いてたんですけどそれを狙っていこうってことです。

失敗は今後もするし2日後に早々に失敗の烙印が押されるかもしれませんが、こちらもそろそろ上手い負け方を学んできた気がするので気楽に行こうと思います。(負けに関しては百戦錬磨の人どっかにいましたよね。)

 

 

 

最後になりますが、よくスター押し続けてくれた方、ずっと応援してくれていた方、何も反応してないけど心の中では応援してた方、皆さんここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました。

 

それではまた数日後に。